第２回　さいたま国際マラソン

さいたま国際マラソン、やっと完走することができました。（５：５２：１２　このタイムは、完歩・・・とも、言いますが・・・）

フルマラソンは昨年５月の洞爺湖マラソンの奇跡から始まり、今年の東京マラソンとで、３回目です。

フルマラソンは、これで卒業とします。体の限界と危険を感じました。来月に６９歳になります。７０歳になってからのフルマラソン完走を夢見ていましたが、現実は夢に終わりました。

ワシの走りは、必ず２５キロ当たりから急におかしくなります。２０キロ当たりは、「この調子で行こう」と元気が有るのですが、いつの間にか２５キロの壁が現れます。

今回のさいたまマラソンでは、３０キロあたりで手がむくんでいました。「ムクミ」ですよ！見た瞬間、気力が失せました。走りながら手を見たのは初めてです。今年の東京マラソンで、両手を上げて歩いている人を見かけましたが、あの人たちもムクミの症状が出たのだろうか？ワシも両手を上げて歩き出しましたが、普通に歩くのよりえらく遅くなります。この後、残り１２キロ・残り時間２時間、「どうしよう～？　よし！坂は歩く。下りと平地は走る」と、体に言い聞かせムクミを無視して走り出しました、、が、気になって３回ほど手を見ましたね～　悪化はしていませんでした。３７キロ当たりだろうか？救護所とトイレが有って、用足しをしようと・・・すると、目の前の体格の良い若者が両手でバッテンの合図しながら侵入しています。「ハイ、○○○番さんリタイヤ！」と叫んだ救護所のボランテイア４人がワシを見つめました。「見つめないでくれよ～アッブネ～～」ついて行きたいと手が×印を出しそうになるのを制止してトイレへ、ヤバカッタワ～　連られるとこだったよ。その後です。「４２、１キロの第１０関門まで、あと３キロ！　残り３０分です！」とマイクの声「歩かないで下さい！歩いたら間に合いません！」冷たい声が何度も繰り返されます。廻りは、「さいたま歩こう会」状態です。なんとか６時間に８分ほどの時間を残してゴールが出来ました。一緒に出てくれた娘婿は、新潟マラソンで膝を痛めたために、用心をしてスローで走り４０分ほど先にゴールしてました。ところで、ゴール９５ｍ手前の最後の第１０関門で本当にアウトにするんですね～　ゴールからアウトの人垣が見えるんですよ。「歩かないで下さい～」の冷たい声がまたしても聞こえたような気がしました。皆さん、お可哀想・・・本当にリタイアさせるんですね。あそこで・・こんなの見たこと無い。ワシの心は、ホントカヨ～～～　一応、良かった～　完走メダル、完走タオルを貰って終了です。

「フル止めた！」で　気が抜けました。　カミさんメールで「フル卒業おめでとう。アッパレ！」　だと・・・　いままで心配していたらしい・・・

来年のクロカンは、４２キロは止めて、２８キロにします。あまり練習しなくて良いでしょう。少し、泳ぎながら休みます。